2020年7月、私とバッ君は結婚して1年になり、ささやかながら夫婦と猫1匹でお祝いをした。

お祝いのさなか、何となく、本当に何となく「家に保護動物を迎え入れたい」という話になった。
我々は2人とも動物が好きで、以前から保護活動に興味を持っていたのだ。
バッ君は少し前に愛犬を亡くしており、保護活動自体は応援していたのだが、自分の家に次の動物を迎え入れる勇気がなかなか出ないようだった。
が、この日はなぜか物凄く前向きに話が進んだ。
話していく中で「先住猫との相性がよさそうなら、爬虫類でも魚でも哺乳類でもなんでもいい。」という事になり、早速保護施設のサイトを検索してみることにした。

そして…
ヤンッ…
どうしたの?アッ…ヤンッ…

我々は爆裂に可愛い子犬のページにたどり着いたのである。
カワイ…
我が家の猫は5~6歳(推定)なので、迎え入れるなら子供のほうが相性がいいだろうという話をしていた。
どの動物も等しく最高な事に変わりはないが、子犬…こいぬ…すごくいいじゃないか…
書き込みによると、香川県の保健所に収容された保護犬が妊娠しており、7匹の子犬を出産したらしい。
里親募集で子犬がとても人気だという事は知っていたが、一度ダメ元で応募をしてみることにした。
応募にあたって2回厳重なアンケートがあり、超素直に答えた。
情熱的に答えすぎて精神が高ぶっていたのか、初めての行為に興奮していたのかはわからないが、なぜかアンケートに答えながらバッ君と号泣した。

精神が不安定
するとその晩、メールにて
原田さん夫婦は大阪にお住まいなんですね!明日京都の譲渡会に7兄弟全員参加します。お時間の都合がよろしければいらっしゃいませんか?
エッ運命じゃん
いくし
翌日
犬に会えるドキドキで二人とも寝不足の中、京都市内のお寺に向かった。
私もバッ君も「譲渡会に行く」という経験をするのが初めてで、移動中はドキドキしたり、子犬のページを見たり、またドキドキしたりを繰り返していた。
会場につくとコロナ対策で入場人数に制限がかかっており、番号札を渡され、貰った番号が呼ばれるまでは外にある椅子で待つことになった。(アルコールシュシュもしたよ)

ドキドキしたり、子犬のページを見たり、またドキドキしたりしながら入場を待っていると、大体30分ぐらいで番号を呼ばれた。
ケージに入った犬や猫が沢山いたが、思った以上に会場に人が来ていて、一体誰目線なんだという感じなのだが「これはみんなちゃんと貰い手が見つかるだろうな」と少し安心した。
私の想像していた譲渡会は、犬も猫も皆怯えていて、少し憂鬱な感じの場所だったのだが、実際に行った会場は言語化するならとても爽やかだった。
勿論保護動物の中にはたくさん心や体に傷を負った子たちがいて、私の行った譲渡会に出ていた子たちはたまたまハピネスで社交的な子たちが多かっただけなのかもしれないのだが、会場の雰囲気がほんわかとしていて「ああ、実際に足を運ばないとわからないことがまだまだたくさんあるんだな」と、保護動物=とんでもなく不幸という偏見を持っていた自分を少し恥じた。

一直線に子犬のケージに向かうと、めちゃくちゃ全員スヤスヤ眠っていた。
実はアンケートに答える際、希望の子犬を一匹決めておかねばならず、私たちは真っ白の子を選んでいたのだが
応募してくれた子は既に30組ぐらい里親さん候補がいるんです
すごい!
僕たちが里親になれなくてもこの子達が幸せになれるならもうなんでもいい
なぜなら僕はこの子達が大好きだから
メロメロじゃん
保護施設の人によると、柄がはっきりしている子や、真っ白な子は物凄く人気なのだそうだ。
でもね~

その子はさっき振られちゃったんですよ~
エッなんで。こんなにもピクシーエンジェルドッグなのに…
顔が真っ黒でしょ、里親に立候補してくれた人が来てくれたんですけど、ネットの写真で見た雰囲気とは違っていたみたいで、やっぱり柄が好みではなかったらしくて
どうやら真っ黒な子や、顔が黒い子たちは人気がないらしい。

この子も里親候補が2組いたけどみんなキャンセルして別の子犬に応募しなおしたらしかった。
超かわいいのに~
アッ里親になります
エッ
なります里親に。里親になります。なります里親に。
怒涛の立候補
ここからあれよあれよと話は進み、なんと1週間後に正式に引き渡しが行われることになり…

お祝いのさなか、何となく、本当に何となく「家に保護動物を迎え入れたい」という話になった。
我々は2人とも動物が好きで、以前から保護活動に興味を持っていたのだ。
バッ君は少し前に愛犬を亡くしており、保護活動自体は応援していたのだが、自分の家に次の動物を迎え入れる勇気がなかなか出ないようだった。
が、この日はなぜか物凄く前向きに話が進んだ。
話していく中で「先住猫との相性がよさそうなら、爬虫類でも魚でも哺乳類でもなんでもいい。」という事になり、早速保護施設のサイトを検索してみることにした。

そして…



我々は爆裂に可愛い子犬のページにたどり着いたのである。

我が家の猫は5~6歳(推定)なので、迎え入れるなら子供のほうが相性がいいだろうという話をしていた。
どの動物も等しく最高な事に変わりはないが、子犬…こいぬ…すごくいいじゃないか…
書き込みによると、香川県の保健所に収容された保護犬が妊娠しており、7匹の子犬を出産したらしい。
里親募集で子犬がとても人気だという事は知っていたが、一度ダメ元で応募をしてみることにした。
応募にあたって2回厳重なアンケートがあり、超素直に答えた。
情熱的に答えすぎて精神が高ぶっていたのか、初めての行為に興奮していたのかはわからないが、なぜかアンケートに答えながらバッ君と号泣した。

精神が不安定
するとその晩、メールにて



翌日
犬に会えるドキドキで二人とも寝不足の中、京都市内のお寺に向かった。
私もバッ君も「譲渡会に行く」という経験をするのが初めてで、移動中はドキドキしたり、子犬のページを見たり、またドキドキしたりを繰り返していた。
会場につくとコロナ対策で入場人数に制限がかかっており、番号札を渡され、貰った番号が呼ばれるまでは外にある椅子で待つことになった。(アルコールシュシュもしたよ)

ドキドキしたり、子犬のページを見たり、またドキドキしたりしながら入場を待っていると、大体30分ぐらいで番号を呼ばれた。
ケージに入った犬や猫が沢山いたが、思った以上に会場に人が来ていて、一体誰目線なんだという感じなのだが「これはみんなちゃんと貰い手が見つかるだろうな」と少し安心した。
私の想像していた譲渡会は、犬も猫も皆怯えていて、少し憂鬱な感じの場所だったのだが、実際に行った会場は言語化するならとても爽やかだった。
勿論保護動物の中にはたくさん心や体に傷を負った子たちがいて、私の行った譲渡会に出ていた子たちはたまたまハピネスで社交的な子たちが多かっただけなのかもしれないのだが、会場の雰囲気がほんわかとしていて「ああ、実際に足を運ばないとわからないことがまだまだたくさんあるんだな」と、保護動物=とんでもなく不幸という偏見を持っていた自分を少し恥じた。

一直線に子犬のケージに向かうと、めちゃくちゃ全員スヤスヤ眠っていた。
実はアンケートに答える際、希望の子犬を一匹決めておかねばならず、私たちは真っ白の子を選んでいたのだが





保護施設の人によると、柄がはっきりしている子や、真っ白な子は物凄く人気なのだそうだ。





どうやら真っ黒な子や、顔が黒い子たちは人気がないらしい。

この子も里親候補が2組いたけどみんなキャンセルして別の子犬に応募しなおしたらしかった。





ここからあれよあれよと話は進み、なんと1週間後に正式に引き渡しが行われることになり…
コメント
コメント一覧 (33)
おめでとうございます!!
激しくうらやましいです!
良いお家で暮らせる事になって良かったの!
『保護活動自体には前向きだったが、自分の家に次の動物を迎え入れる勇気がなかなか出ない』っていうの、すごくわかります。
うちも里親でもらった猫が一匹いて出来れば猫もう一匹か犬が飼いたいけどなかなか踏ん切りがつかない。
タイミングなのかな。
最初遂にお子さんが!ッと興奮しました😊
とこちゃん可愛いですね〜いっちゃんとの
相性とかも気になります💨
バッ君カッコ良すぎでしょ〜
我が家でも次は保護犬をと話をしていますが、何事もご縁ですよね!
お幸せに!
まろ眉なところがステキ❣️
子犬だからかわいいのは当たり前なんだけど、
この子は大人になってもかわいいタイプ!!
とこちゃん、素敵な飼い主さんに出会えて幸せものです!
成長が楽しみですね
私も小学3年生の頃、近所に生まれた子犬をもらうことがありました。
その時、真っ白なオスと茶色のメスがいたんですが
私は白いのは貰い手がすぐ見つかるだろうと思って茶色の子をもらいました。
ホントにそっちでいいの?と大人に何度も聞かれましたが、情けない黒い顔をしたその子が可愛くてなりませんでした。
うちの子になったラン。
トコちゃんとそっくりでしたよ。
綺麗なオオカミみたいな毛並みになりました。
私は10年前に猫を亡くしてから、どうしても踏ん切りがつきません。猫と暮らした生活はとても幸せなものでしたが、最期を思うと「もうあんな悲しい思いをしたくない」と思ってしまって。こんなにも切り替えられないなら、まだ私には、新しい命を育てる資格はないのかもしれません。
原田さんちのトコちゃんの幸せを願っています!本当にかわいいです!
先住猫チャンと、
とこちゃんのお見合いが気になります…!
DM出来なかったので、ここで失礼します(><)
皆様すみません💧
ちあきさんのような発信力のある方が、里親の事を理解してくれて分かりやすく書いてくれて嬉しいです!
『ペットショップが悪』とは言わないですが、
お店に並ぶまでに劣悪な環境だったり、
買われたあとも飼い主の勉強不足で捨てられたり虐待されたり…
お金さえ払えば手軽に買えてしまうと、たくさん問題があります。
仔犬をたくさん産ませられて若いのに歯も毛もボロボロなコ、
多数の犬と同居のため狭いゲージで声帯をとられたコ、
思ってたより大きくなったから等小さな理由で捨てられるコ、
掛け合わせすぎて生まれながら病気がちなコ、たくさん見てきました。
やっぱり命の事を考えると、“買う”より“飼う”だと思いますし、家族としてお迎えする前に最低限の勉強や資金が必要だと思います。
私たちにとっては、犬も猫も家族なんですが、やはり日本は“所有物”扱いなんですよね(> <)
ドックフードだって“雑貨”なんです…。
こういった里親会や保護施設にもっと目を向けてもらえたらなって思っています。
といっても私にはなんの力もなくて…💧
なので、今回のこと本当に嬉しいです!
今はコロナで無いですが、たまに保護団体でイベントとかもやってるのでまた遊びにきてください(*^^*)
(前に肉球ベアの時にちあきさんに返信もらったトリマーです、よければこの子の肉球ベアも見せてください♥)
かわいい。。ステキ
の一言に涙がでました
とこちゃん!ちあきちゃんバッ君いっちゃんのお家に来れてよかったね!!😢
みんなみんなお幸せに🕊️
うちも書いているうちに会えるかどうかも判らない犬への愛しさと、亡くなった先代への想いも込み上げて、送信するまでに何度も読み返して泣いてました。トコちゃん可愛い、うちに来てくれたコも勿論可愛い。保護犬はみんなに可愛いのです。
お二人の優しさにこちらまで暖かい気持ちになりました。
私も原田夫妻に飼われて愛されたい。。。
原田さんご一家の幸せを心から願ってます
我が家にもトイプーがいますが、この子がいるだけで、生活がガラリと変わりました👍
世の中みんなお二人みたいだったら、可哀想な動物なんていなくなるのに。
新しい家族と楽しい日々を過ごして下さいね~🐶✨
有難うございます。命を救って頂き、とこちゃん良かったね…応援しています😊
これから家族みんなで、もっと幸せになってください!
保護犬の毛色や模様で応募数が変わるのは知りませんでした。
ワンコたちもきっと自分が人気ないのとか気付いてるんでしょうね。それを考えると涙が。
でもそこで『この子にします!』と言い切る夫さん、それを見守る原田さんが優しすぎて愛しすぎます。
1日でも早くこの世から人間の都合で殺処分される動物がいなくなりますように。